2021年に参加したオタク現場の総括と生活への影響
シャス(gongoritajue21)
Summary of the Otaku event attended in 2021 and its impact on my lives
Shass(gongoritajue21)
Corresponding Author
@gongoritajue21 (in twitter)
abstract: Although it has been known that I am Otaku, it has not been summarized how many event I went and what I felt there. On this page, I have listed the events I have attended in 2021 and written my impressions of them roughly. As a result, I found out that this year I was dominated by P〇ny Canyon and I had been squeezed by them for 91,000 yen! Including the other entertainers, I attended a total of 31 events and was paid over 220 thousand yen. Instead, it seems that I had been a very satisfying in this year.
Key Words: Otaku
緒言
昨今の諸々、主にクソウィルスによってエンターテイメント市場は劇的に規模縮小している。ぴあ総研によればライブ・エンタメ市場の規模は2019年比8割減となっており、その異常性が窺える1)。2021年現在、感染拡大防止対策を行った活動が再開されてきたとはいえ、以前のすし詰めオルスタ現場でギャアギャア騒いでいた頃には到底及ばない。様々な業態からこの異常時代に対応した新しいサービス・価値が生まれ、受け入れられているが、結局オタクは現地に行って逝きたい。というわけで筆者は客席数半分チケット代倍増の小学生でもわかるバランスで開催されるイベントでも行き続けた。というか例年より確実に行った。微妙に捻くれているせいでイベント後に素直な感想など書けないため、2021年最後の現場が終わった今、一応パブリックな場で振り返りたいと思う。連番したりしたオタクには懐かしがってもらい、他人の現場レポート読みたい人には面白がってもらえれば幸いである。なおフォーマットが論文風なのは、書いてたら微妙に筆が乗ってきたノリである。筆者は本来ならば学位論文を書かなければならない立場である。
12/14:納めたと思っていたら現場が増えました。査読者?から考察と結論の曖昧さを指摘されたため加筆。意味不明なことを言っていても査読者の意見は絶対らしいね。
1/3:最終版
参加したイベント
参加したイベントについて日付順に列挙する。それぞれ日付・イベント名・出演・会場・チケット代・簡単な独断と偏見まみれの感想を示す。なおオンライン参加のイベントも含むものとした。
- 1/10 sun. DIALOGUE+PARTY2021 僕たちの現在地 追加公演:全曲パフォーマンス編
出演:DIALOGUE+
会場:なかのZERO大ホール
座席:指定席単番7000円@一階席後方PA卓上手
新年一発目、DIALOGUE+のノンストップパフォーマンスでイベント初め。愛の神SPの鬼気迫る表情・パフォーマンスを未だに覚えている。ただ後から体調良くなったらしいとも聞いた気がする。
リリース直後の夏花火・あやふわと、当時音源のない良曲ぞろいのデュエット曲を回収できてニチャ顔していた。なおこの当時は謎解きに新アニソンの全能神伊藤翼さんが編曲に参加していることをまだ知らない。
開演前客入れSEでギミレボRyo Takahashi ver.が流れてきて着座多動していたら、野生のPA卓の兄ちゃん()も多動してたのには笑った。あれは良いものだ、わかる。
- 1/10 sun. Mashumairesh!! みんな集まれ!レッツ!フレッシュ!ニューフェイス!夜の部
出演:Mashumairesh!!
会場:新宿文化センター
座席:指定席2連番8000円@二階席下手
新年早々まさかの地上現場2回し。直前にMC無しの声優ライブに行っていたせいで声優現場の感覚が完全にバグっていたが、普通トークあるわな、となった。着座で楽しんでいたが、生バンライブパートの遠野さん「立ってください!」の一声で飛び上がった。ぶうちゃけバンド演奏は発展途上だったが、連番者と共に、自分が軽音部で初めてライブした時の初期衝動やなんやらを思い返して激エモな感情になった。ましゅふぇすオンラインを経て、初有観客の思いを込めたステージの本物の熱量に天晴れ。
- 2/23 tues. クリエイタートークセッション「アニソン派!vol.4」
出演:田代智一、田淵智也、やしきん、工藤嶺、大石昌良、奈良悠樹、田中秀和(MONACA)、堀崎翔
会場:新宿ロフトプラスワン
座席:整理番号良かったのに開場時間に遅れて端っこ
2020年のアワード発表とスタジオミュージシャン特集回。似たような趣味のオタクと作家大先生とで良曲を聴いてギャアギャア言う(言えない)イベント。単純に好きな作家がどういう思考ロジックで仕事をしているのか知れる満足度は◎。スタジオミュージシャン特集ということで目の前でプロミュージシャンの演奏が炸裂。楽器上手すぎて呆然とした。妙に好きなあのフレーズも編曲者ではなくミュージシャンがいれたオカズリフかもしれない。
- 4/17 sat. Re:ステージ!ワンマンLIVE!!~Chain of Dream~ KiRaRe公演
出演:KiRaRe (牧野天音、鬼頭明里、田澤茉純、立花芽恵夢、岩橋由佳、空見ゆき)、ダンサー:いぶき、道子
会場:TACHIKAWA STAGE GARDEN
座席:指定席単番のはずだった9900円@二階席センター上手
Re:ステージ!!!!多分主現場。一般販売以外は単番での販売しかなかったのに、何故かいつも連番しているオタクが隣にいた(本当に座席トレードとかしてない。チケットが届いたまま)。意味が分からないけど滅茶苦茶笑ったし楽しかった。KiRaReのいいところは曲が強い所と高まりの調和。もうそれだけで最強。ピンチケ多動とかではなくて、生きるために必要な衝動が詰まっている。
この日はキャスト全員の安定感が過去一だった記憶がある。いや嘘、楽しすぎてあんまり記憶ない。開幕We Rememberとドンスマで破壊された。立花芽恵夢さんの仕上がり方が尋常ではなかったのは間違いない。相変わらずのキレキレダンスだけではなく歌唱もバキバキでガジェプリ完全体を浴びた。キレキレダンスといえば幕間ダンスパート、何が起こってるか最初から理解できた奴おるか?休憩できるかと思ったらあまりのヤバさに呆然とした。プリンセス、本当に何者なんだよ。
2020年何度か浴びた私的Popsの正解ことロケット、月坂紗由(CV. 鬼頭明里)の完全体も最高にキマッてた。去年は忙しすぎたんや……。あと空見ゆきさんと牧野さんと田澤さんと岩橋さんがとか言ってると大変なことになる。本当に良かった。信者みたいになっているが全て客観的事実である。未履修のオタクは今度出るBD観て。
3rdで聴けなかった初期曲も聴けて満足度マシマシ最高の一日。全身の疲労と筋肉痛が襲ってもそれすら生の実感だった。帰ってアプリ入れた。
完全余談:二階席・三階席最前の着座指定を食らったフォロワー……、次は一緒にせーので跳びましょう。
- 4/18 sun. Re:ステージ!ワンマンLIVE!!~Chain of Dream~ トロワアンジュ公演
出演:トロワアンジュ (日岡なつみ、阿部里果、長妻樹里)、高橋和葉ストリングス(vn. 高橋和葉、vla. 金子由衣、vc. 河副圭子)
会場:TACHIKAWA STAGE GARDEN
座席:指定席単番9900円@二階席センター下手
生の実感その2。前日に全身を破壊されたため、ゆったり観賞しようとしていたら開幕SE生弦三重奏で感情が迷子になったままDears……。この時立川ってかなり音が良い箱だと気づく。トロワの三人のキャスティングが奇跡的な話は以前からあったし、音源でも感じていたが、生歌唱でも圧倒的なMerged……。三人とも歌が上手すぎる。日岡さんの綺麗な倍音感、ABERIKAのエッジ・アタックと長妻さんの厚みのある歌声が完璧に調和している。弦トリオの構成と通じるところを感じてしまう。黒トロワが好きすぎる。衣装も超良い。
幕間弦楽メドレーでRen Morimotoさんが泣いているとき、俺も泣いてた。出勤で来られなかった弦好きのオタクも多分泣いてた。いつかはリステに生弦をと、みんな思ってたはずだけども、こういう形でも叶って本当に良かった。次はバックバンドにも入れてください。
STORIA跳びポで一番高く跳んだのは俺。完全名曲――――
- 4/18 sun. Re:ステージ!ワンマンLIVE!!~Chain of Dream~ ステラマリス公演
出演:ステラマリス (髙橋未奈美、諏訪彩花、田中あいみ)、ダンサー:鈴木萌花、sesame、
会場:TACHIKAWA STAGE GARDEN
座席:指定席単番9900円@三階席センター上手
トロワ公演があまりにも良くてガチ貧乏のくせに勢いで当日券を買ってしまう。しかも本職でやらなきゃいけないことがあった気がする。トロワにしか行く予定ではなかったのでメガネ装備だったことを心から後悔した。キラリで既に全身筋肉痛の体で跳ばされ続けた。キャリアもあるキャスト三人組だけあって堂々の危うさのない王者パフォーマンス。設定準拠にしても出来すぎだろ。危ういのは珊瑚の立ち位置だけ。公演後隣のオタクくんに「ナイスジャンプだったぜ!」と声かけられて固い友情エア握手をした。月曜は本当に誇張無しで動けなかった。
- 5/21 fri. DIALOGUE+ 定期公演 フラフラ 0521
出演:DIALOGUE+、バンド(堀崎翔、二村学、今井隼、鈴木浩之、篠崎恭一)
会場:harevutai
座席:配信1500円
現地チケット全部外れた! harevutaiのステージにバンドを押し込んでいた事実を未だに信じていない。案の定浩之さんの爆音ドラムをボーカルマイクが拾っててお世辞にも配信品質は……。とはいえこの後改善されていくところに非常に好感を持った。スピーカー最前で耳を破壊されたオタクの不幸マウンティングを聞く度にキレてた。
バンドのセッションで新衣装メンバーが登場してシュガーロケットイントロ「フラフラ~!」→夏の花火と君と青の流れがあまりにも完璧すぎる。未だにシュガーロケットを聴くと完璧なタイミングで入ってくる夏花火のブォォォオオオンを幻聴してしまうのでツアーの時の違和感凄かった。
へそ出し新衣装めちゃ良かった。衣装がいいって本当にいい。落ち着いてDIALOGUE+のパフォーマンスを観たのはこれが多分初めてだった。現地に行かせろ。
- 5/26 wed. Sing My Pleasure CD購入者限定オンラインライブ
出演:八木海莉
会場:忘れた
座席:オンライン無銭?
当時アニメの完成度がヤバすぎてCD買ったらついてきた。八木海莉さん知らなかったけど歌上手いわね~って言ってたら完全新人でなんてもん持ってくるんだって感じだった。Sing my pleasureの歌いだしで完全に分からせられた。vivy現地イベント絶対参加するぞの気持ちを抱いた日。
- 6/25 fri. DIALOGUE+ 定期公演 フラフラ 0625
出演:DIALOGUE+、バンド(堀崎翔、二村学、今井隼、鈴木浩之、篠崎恭一)
会場:harevutai
座席:配信1500円
現地チケット全部外れた!!村上まなつ最前ドセンで心臓を破壊されたオタクの不幸マウンティングは聞く度に殺意すら抱いていた。
この公演から二村さんのベースがFCGRになっててニコニコしてた。俺の欲しい音や……。前回と同じ構図なのに飽きないのは純粋に凄い。アイガッテランテ初公開の衝撃。現地に行けないのとインビテkyn changの「きっと会えない」あたりから多分正気を保てなくなり始めてた。多分。
- 7/3 sat. THE BINARY Synthetic Reality 2nd 夜の部
出演:THE BINARY
会場:Veats Shibuya
座席:自由席単番3500円@後ろの方
曲がよかったのでノリで行ったネットアーティストのライブ。この辺で諸々イベントが解禁され始めた気がする。音と演出が良い箱だった。温度感が全く分からないまま行ったら、最初にみんなでMV鑑賞会始まって棒立ちしてたら途中で生バンに切り替わってはえ~ってなった。
出演:内田真礼、MAAYA BAND(山本陽介・黒須克彦・今井 隼・村田一弘・大串友紀)
開場:TACHIKAWA STAGE GARDEN
座席:配信3500円
真礼のライブ弦いたらしいぞ!となって配信アーカイブを買った。この時勢になって完全に浸透したアーカイブという文化、気軽に映像ソフトを買わせる魔の文化である。これも現地以外敗北の高まりライブだろと思いつつ着座レギュか……という何とも言えない感傷を味わった。やっぱりカナリアが好き。オタクの脛には創傷イノセンス。。。
- 7/4 sun. Tokyo 7th シスターズ Live - NANASUTA L-I-V-E!! - in PIA ARENA MM DAY2
会場:ぴあアリーナMM
座席:指定席二連番8800円@アリーナ前方上手
オタクに誘われてノリで行ったライブ。ナナシス現場毎回ノリでしか行ってないな……。水買っていくの忘れて会場内のコンセッションで500円の高級爽健美茶を買ったが、これが悲劇を生んだ。PRIZM♪RIZM、オモイアプローチでおかしくなっちゃうのは仕方ないね。
出演:夏川椎菜
会場:Zepp Haneda
座席:指定席二連番8100円@二階下手
オタクに誘われて(以下略)。訓練された客と場数踏んで雰囲気のいいバンド。MCアンチの筆者もこういうのっていいな~って思いました。曲良し演奏良しパフォーマンス良し雰囲気良しで平均値の高いライブだった。強い……
- 7/16 fri. DIALOGUE+ 定期公演 フラフラ 0716
出演:DIALOGUE+、バンド(堀崎翔、二村学、今井隼、鈴木浩之、篠崎恭一)
会場:harevutai
座席:配信1500円
現地チケット全部外れた!!!ドラムを端にやりアクリルシールド立ててボーカルマイク完璧や!こういう地味な改善は結構感動した。定期公演の意味が出ていていいな~と思った。
この日はオタクと一緒に観てた。やっぱライブは爆音で踊らねえとな!(大部屋にプロジェクター・PAスピーカーを立ててオタクと飲酒しながらやきとりと傘持って踊ってた)
ドメフォの音がエグすぎた。おいでよ孤独ゥ……。謎解きの罠、ハマっちゃったよね。
- 8/27 fri. Animelo Summer Live 2021 -COLORS- DAY1
会場:SSA
座席:指定席単番9500円@アリーナ後方上手
直前に突然行きたくなってノリでリセールチケットを買った。バイトはさぼった。ヤクルト飲んでから行ったら使徒爆誕して意味不明になった。スキマスイッチ完全号泣。西川の乳首。ここに打ち込んで来い……。
- 8/29 sun. Animelo Summer Live 2021 -COLORS- DAY3
会場:SSA
座席:指定席二連番9500円@アリーナ・センステ横下手
DAY1公演中にオタクから「3日目連番チケット取ったから」という連絡アリ(意味不明)。別に行こうなんて打ち合わせしたこと無いけど……。とは思いつつ実際行きたいとは思っていたので連番者がリセール画面ロードしまくって買った連番チケで参戦したらセンターステージの真横。しかも一列我々しかいなくて横使い放題でアニサマ最高!になっていた。
あんなに一緒だったのにで完全到達から始まった。フライングした森口博子のパンツはえぐかった。ましゅましゅ演奏めちゃんこ上手くなっていて、完全にパフォーマンスとして昇華されていた感動からのアノカナタリウムデカ感情クラップ部。横一列全部使って青空のラプソディーを踊る。後半、アサルトリリィで目の前に現れた伊藤美来さんに連番オタク完全絶頂を理解できないまま(アサリ未履修)去り際のあり得んファンサにチョロいオタクは写真集購入を誓ってたらRASに破壊された。早見沙織さん歌唱で完全絶頂。俺のせい。歌が上手い女しか残ってない終盤ボコボコにされて帰宅。アニサマ後は両日近所の違法ラーメン屋で補油。1日で900kCal.消費してたらしいのでむしろマイナス。
会場:有明ガーデンシアター
座席:配信7140円
一応買った。現地チケット全落馬してガン萎えしていたが、アニサマ現地行けて良かったのでまあ許した。俺がアウト・オブ・トライアングラーや……。
- 9/11 sat. Gothic×Luck ユメノナカノツヅキ LIVE TOUR 2021
出演:Gothic×Luck
会場:渋谷クラブクアトロ
座席:指定席二連番4000円
オタクに誘わ(ry。ガチガチの声優現場は初めてだったので負けてしまう。天国の踊り場の感情がデカすぎた。
- 10/3 sun. TOKYO IDOL FESTIVAL DAY3
会場:お台場
座席:8800円
昼前HOTSTAGEにカラダが止まらんて♪しに行った。リープ前まではめちゃ人いたのに白キャン終わったらガラガラになったので好き放題できた。口パクに気づいてなかった。夏花火敗北部。ときせんの7月のサイダーが刺さった。これがあるからフェスはたまらんぜ。この後立川に移動する。
- 10/3 sun. 「SHOW BY ROCK!!STARS!!」 ガールズバンドふぇす!!2021 昼の部
会場:TACHIKAWA STAGE GARDEN
座席:指定席二連番9900円@一階席後方下手
昼過ぎ、前日徹夜からの死に体で参加。でも爆音で音楽かかれば最高なことを分からせられる。早見沙織さん……。ゆらゆらのオタク陽炎。流星ドリームラインで爆発した。ましゅの演奏もう言うこと無いレベルで仕上がってるのでまだ続いての気持ち。あとスミペの煽りがキレキレでおもろかった。ここからお台場にエクストリーム移動する。気絶。
お台場SKYSTAGEのD+目当てで移動。入場制限かかってるのは分かっていたのでSMILE GARDENの音を聴きながら待つ。ちょうどフィロのス。ダンスファウンダー久しぶりに聴けて良かった~。やはり名曲。ここからすぐに上でノスのステージはどう頑張っても間に合わんのでファンが可哀想だった。我々はジャストメモリーズはギリ聞こえる位置にいた。なおDには微妙に間に合わず無法地帯と化した芝のあたりで似たようなオタクと遊んでた。メンバーはほぼ見えていなかった。どうしてこのロケーションで夏花火やらんねんとなっていた。トリの白キャンは入場して遊べた。解禁された酒を注入して大学に戻る。
- 10/21 thurs. Hoshimachi Suisei 1st Solo Live STELLAR in to the GALAXY
出演:星街すいせい、AZKi、戌亥とこ
会場:豊洲PIT
座席:指定席二連番6500円@前方上手
自分でもなんで現地チケット取れたのかわからない。前の予定が詰まっていてエクストリーム入場をキメた。最初、俺はなぜ会場でデカい画面を見てるんだ……?という暗い気持ちに支配されていたがバイバイレイニーでSHOTA HORIEに無理やり跳ばされたあたりで慣れた。多分歌が上手すぎてライブ感をあまり感じ取れていなかったのが良くなかった。曲と歌に殴られるってこれよ~~と大宇宙星街銀河に旅立った。Comet jazz arrange→3時12分の流れは完全到達。Starry jet沸いてしまった。The Last Frontierは直前に聴いたときはあまり刺さっていなかったが、歌で殴られて矯正された。とこまち新曲(配信エアプなので文脈不明)はArte桑原さん酒井さんの名前が出た瞬間クソデカ柏手が聞こえた。俺もした。V現場はオタクも込みで発展途上やね~といいながら満足の酒注入。まーじでジャズアレンジcometは買えばよかった。AZKi単独もはよの気持ち。連番のVアンチを自称しながら推すという自己矛盾を体現していたオタクは、この日転生してVtuberのオタクになった。
- 10/24 sun. DIALOGUE+ LIVE TOUR 2021 DIALOGUE+1 神奈川公演
出演:DIALOGUE+、バンド(堀崎翔、二村学、今井隼、鈴木浩之、篠崎恭一)
会場:神奈川県民ホール
座席:指定席7700円@一階席前方
フラフラTIF完全敗北からの今回で焦らしに焦らされたライブ。かいかいせんげん!メンバー入場までは始まった~衣装すげ~くらいの気持ちでちゃんとペンラ持っていたところ、一曲目がまさかの夏花火で大荒れ。気が付いたらペンライトが無くなっていた。相変わらずのノンストップ編成。JAM2以来のDIALOGUE+バンドは全員楽器上手すぎる。流れを掴み切れなくてまだまだバンドが!、てところで水とか入れてしまった反省をこの後の公演に活かすことを誓う(あやふわ後奏等)。DIALOGUE+は見る度に仕上がってるので本当に素晴らしい。生の実感。大桟橋でSAKE。
- 10/31 sun. 電音部 1st LIVE -Make Waves- DAY2
出演:電音部
会場:TACHIKAWA STAGE GARDEN
座席:指定席二連番8700円@最前
M3から回す。行ったらまさかの最前。一列目なんて無いんだね。目の前がサブウーファーで頭がおかしくなった。Hyperbassとdistortionのえgっぐいサブベースで完全にトリップしていた。音に飲まれるとこうなるのか……。あと最前だとめちゃ煽ってくるダンサーとバトルできて楽しい。ライブのダンサーの意味がやっと分かった。Shinpei Nasuno先生Pop Enemyありがとう。原田さんのヤバいベースソロでクネクネできてよかった。。。連番者曰く天音みほさんが爆レスくれたらしいが、全く覚えていない。勘違いだと思う。
- 11/6 sat. 鈴木このみ “Premium Acoustic Live 2021” 1st Stage
出演:鈴木このみ
会場:billboard LIVE YOKOHAMA
座席:ServiceArea7400円
Missing Promiseが良すぎて思わず買った。アニサマでも聴いてたけども。弦カルテットの完全体。つい先日Void_Chordsでみたドラムセットだと思ったら北村さん、奈良ぽんとアフロ。面子強いな。完全体Missing Promiseを全身で摂取しもう思い残すことはない。resetも楽しい。この日は自分史上最高に上品にライブ参戦していたが、圧倒的な歌唱と美味い酒で余韻まで気持ちが良かった。歌が上手い。酒が美味い。生の実感。誕生日おめでとうございました。本当に同い年かよ……。
- 11/7 sun. DIALOGUE+ LIVE TOUR 2021 DIALOGUE+1 名古屋公演
出演:DIALOGUE+、バンド(堀崎翔、二村学、今井隼、鈴木浩之、篠崎恭一)
会場:名古屋市公会堂
座席:指定席7700円@一階席
限界移動で名古屋。なんでチケットが買えたのかは自分でもよくわかっていない。足場悪いし今日は落ち着いて鑑賞するぞと思っていたら客入れで堀崎さんがソラニン歌っちゃったのでアップを始めた。まあセットリスト分かってるし一日目みたいなことにはならんだろうと思ってたが、夏の花火と君と青には勝てなかった。髪をおろしたkyn changやっぱ天才的な作画だなとか思ってた記憶がある。もう最後かも。ハイパーMONACAタイム、難しい曲揃いの部分もツアーで安定感増してきていることを感じて溶けた。あやふわのエモ・デカアウトロまで余すことなくしゃぶり尽くした。おいでよ孤独された後も浩之ドラムが爆音だけではないことを分からされて高まりを保ったままMUE入れたのめちゃ気持ち良~~となった。この日の好きだよ、好きの守屋さんの「悲しい時も話をするよ」が刺さって抜けない。あと最後に♡送りあえた気がする。6回くらい。限界移動オタクと串一本30円の店で酒注入して実家に帰宅。ありがとさん。
- 11/14 sun. Vivy -Fluorite Eye's Song- Live Event ~Sing for Your Smile~
出演:八木海莉、コツキミヤ、六花、乃藍、小玉ひかり、acane_madder、堀崎翔、奈良悠樹、佐野康夫、田辺トシノ、岸田勇気、室屋光一郎ストリングス、神前暁(MONACA)
座席:指定席二連番7980円@二階席
BD先行普通に落ちたら連番者が一般で取ってきてくれた神のイベント。俺死ぬのか?ってメンツ。絶対キャパ足りてない。倍音の大地、和光。ライブ(音楽)の流れが途絶える変な演出(紙芝居)が滅茶苦茶嫌いでも許せてしまう曲とパフォーマンスの暴力。Sing my pleasureは跳ぶための曲だから仕方ないね。My Code、完全名曲。GALAXY ANTHEMの喜び。殉愛は……殉愛はまだかよ……!って気持ちの中始まった劇伴パート(神)でマイスター神前に寸止め焦らしプレイを強要されてしまい完全に出来上がっていたところでのElegy Dedicated With Love……………………。極上の生。限界まで練り上げられたacane_mudderさんの歌い出しで完全に宙に浮いた。いや倍音の大地に沈んだのかもしれない。こんなにアニメ音楽に溺れた日あったか?いやない。音源の好きポイントが更に高められていて、求めていた以上の本物の歌だった――――。爆音じゃなくても、スピーカーから遠くても、感じる心持ちさえあれば音に溺れられる。あとMCのThink of youの発音よ。もう脳内完全にThink of Youですわ。もう戻れない。バンド紹介で堀崎さんがマツモトギター掲げてたのよかでしたわね。アンコールSMPのぶっ壊れギターソロも完全に衝動でトンだ。もう戻れない。
出演:月ノ美兎 等
会場:Zepp Diver City
座席:指定席9900円@二階席
星街銀河だけでなく何故かこの日もオタクは箱の中。相変わらず巨大モニターを眺める所から始まるが、月からお届けされたインチョがダンボールから現れる面白い演出で始まったおかげか、前回ほど浮いた感じは覚えなかった。慣れただけ説もある。ナゾノミトダンサーズや現実では再現不可能な激しく移り変わる舞台セットの投影などVとインチョの良いところが出たイベントだったと感じた。ARも驚いた。Vの現地イベントにおける表現には、逆に大きな可能性があることが示唆された。ノリで買った腕章どうしよう。
- 11/24 sun. DIALOGUE+ LIVE TOUR 2021 DIALOGUE+1 東京ファイナル
出演:DIALOGUE+、バンド(堀崎翔、二村学、今井隼、鈴木浩之、篠崎恭一)
会場:東京ドームシティホール
座席:指定席7700円@一階席前方
この前週マクロスFとΔをイッキ見し、劇場版Δでフレイアに脳と心臓を破壊されてしまったため、完全にツアーファイナルの覚悟を持たずにふわふわした心持ちのまま家を出る。入場前に横のショッピングセンターのトイレに行ったところ便座が壊れていた。クソ寒い中、キンキンに冷えた便座に座った虚無を俺は忘れないと思っていたが、ライブ後には何も残っていなかった。入場するとツアー参加三回目にしてやっと全員が見切れない席であることが分かり、ニチャ顔を晒す。二村さんシンべ弾いてたんですね。理由は分からないが、珍しくライブ前に緊張していた気がする。というかかいかいせんげん中も滅茶苦茶緊張していた。でも夏花火には勝てないね。隣の席のオタクくんが自分と全く同じタイプの高まり方をするタイプだったので解放された。正面ドセン付近からD+観たのは多分初めてだったが、フォーメーションの意味をやっと理解できたような気がした。ライブ楽し~~最高~~って言ってたら終わった。名古屋公演より更に仕上がり、流れが良くなっててバケモンかと。これで本物のアンコールがあったら間違いなく伝説になっていた。音出し時間制限は本当に良くない。新曲楽しかったのでラスサビの頭で跳んだところ、一拍ブレイク後が跳びポで負けた。生きてるって実感。堀崎翔魂のあやふわアウトロは東京SOSって具合であれで感傷に浸らん奴おらんだろ。個人的好きポイントである、守屋さんのシュガーロケットサビ後半、透明できれいの落ちサビハーフトーンがバキバキに襲ってきて素晴らしい心地と共に心臓にダメージを負った。メンバー全員出し惜しみは無いぜ!完全体で脳と身体を壊しにかかってきてて、これが!ライブ!となった。二回目だが、ライブ楽し~~最高~~って言ってたら終わってた、本当に。そういう気持ちにさせられてしまった。
- 12/4 sat. 鬼頭明里 2nd LIVE「MIRRORS」
出演:鬼頭明里、ONiGASH!MA、ONiGASH!MAダンサーズ
会場:パシフィコ横浜 国立大ホール
座席:指定席二連番8800円
最初ONIGAWARAがいるのか、愛知パワー……と思ったら違った。まったり見ようと思ってたらFly-High Fiveで跳ばされてしまったので結局クネクネしてた。キトアカのコンディションが良くて良かった。MCめちゃ上手くなっていた点も感動。
- 12/4 sat. クリエイタートークセッション「アニソン派!vol.5」
出演:田代智一、田淵智也、Tom-H@ck、kz、馬嶋 亮(リスアニ!編集長)、広川恵一(MONACA)、田中秀和、伊藤 翼、白戸佑輔、やしきん、eba、渡辺 翔、草野華余子
会場:新宿ロフトプラスワン
座席:現地
推しメン大集合イベントである。飛び入りの篠崎先生と岸田先生の登場は完全に飲み会だった。演者のパーソナリティには踏み込まないポリシーだが、作家のパーソナリティには踏み込みまくりである。そうやって聴く曲は大変に味わい深い(ニチャ顔
- 12/29 wed. enogu one-man Live 2021 Winter #雲外蒼天 弐章
出演:えのぐ
会場:KT Zepp Yokohama
座席:指定席6800円@2階下手
DDD配信リリース時に良~だったところライブの案内を見つけてしまい参加。同じタイミングでチケット購入していたお久しぶりオタクと自然連番してしまい、勝利を確信していた。が、志のある圧倒的熱量のパフォーマンスに全身を焼かれ、完全敗北。開始3曲の時点で好きな曲しか来ないセトリヤベ~と思っていたところ、最後までそのままだったので強いが過ぎる。元々好きな曲がライブでバンドアレンジされてるのが好きすぎる。Armor Breakの大渋滞間奏、えのぐもバンドのテンションもMaxでバチボコに良かった。後から確認したら一部とセトリ全然違うのも驚愕(超好曲ショートカットがある)。個人的には通年V現場で一番楽しかった。高い志と生バンドと強い曲を強パフォーマンスで見せつけてオタクをボコボコにする、俺が求めているのはこういう完全燃焼イベントなんだよ。4thは通し2kだからとっても行きやすいね(TACHIKAWA)。
以上が参加したイベントである。感想が長く、筆圧が高い物ほど満足感が高かった傾向にある。
上記以外にもちまちま配信や無銭イベントを見た気がしないでもない。TIMMのVoid_Chordsはヤバかった…………。
考察
まず上記のイベント数は31件で、チケット合計金額は22万円ちょっとである。これは手数料を抜いた金額であるので実際の支払いはさらに多い。オタクは学生のため、今年は毎月3~5万円程度自由に使えたが、その半分程はコンサート参加のために使われたことになる。他に音源や機材を買ったり酒を飲んだり移動をしていることを考えると、綺麗に可処分な財産を使い切る数字となる。どおりで貯金ができないわけである。
なお、上記で興行主がP〇ny Canyonのイベントは14件で、チケット合計金額は94,500円だった。ポニキャンの犬である(本物のPCの犬諸兄に失礼だったため取り下げ、陳謝)。このうちアーティスト別の内訳は多い順にDIALOGUE+が7件(アニサマTIFは除く)、Re:ステージ!が3件、SB69が2件(アニサマは除く)、鬼頭明里と内田真礼が1件ずつだった。DIALOGUE+に関しては定期公演等のスタッフトーク配信も購入しているため、実際の支払いは上記よりも多くなるが、DIALOGUE+に収めているのか、Pのおじさんたちに収めているのかは不透明でちょっと汚い。
PCに興行主を限らなくとも、圧倒的にDIALOGUE+のイベントへの参加数が多いが、そもそも開催数が非常に多いことに起因する。筆者が参加していないイベントも含めると、ほぼ毎月一回はライブを開催していた気がする。この頻度でライブを行いながら毎回のクオリティは落ちることなく、むしろ良くなり続けていて本職の声優業もこなしているという事実に完全降伏である。まだ触れていないオタクはとりあえずコレ聴いてください。
【DIALOGUE+】「夏の花火と君と青」Music Video Full ver.【1st Album】 - YouTube
Fig. 1にイベント参加月ごとのまとめを示す。最も多くのイベントに参加したのは 7, 10, 11月の5件で、最も金を使ったのは 10月の41,600円だった。
Fig. 1 Number of events attended author in 2021 by month.
4月のRe:ステージの3件は這ってでも行くと決めていたが、それを除くと7月からのイベント参加数と費用が跳ね上がる。これには世間的なものと個人的な理由の2点が考えられる。世間的なものは、緊急事態宣言の緩和による単純な現場数の増加である。もういつ出ていて出ていなかったかなどさっぱり覚えていないが、大型のイベントは7月に以降しか行われていないと記憶している。個人的な理由は、6月まで就職活動を行っていたことが挙げられる。ちゃんとやっていたようで偉い。この結果を鑑みると筆者は社会的な流れにしっかり乗っている。このことから、社会不適合だの気持ちが悪いだのと散々言われてきたことの内、前者は事実無根であることが証明された。周りがクラブや勝手におうちで踊っている間に、女性が歌って踊るライブで踊っていただけである。
Fig. 2には一応曜日ごとのデータをまとめたが、イベントは週末に多い。それはそう。
Fig. 2 Number of events attended author in 2021 by days of week.
火曜日に利用金額が多いのは、祝日開催のイベントがあったことと委員長のライブがド平日だったためである。今年度参加したVのイベントは3件で、その3つともがド平日開催であった。この他にも自分の観測範囲内のホロ,にじさんじのイベントはほとんどが平日開催だったと記憶している。この2年で急激に勢力の伸びたVであるが、リアルイベントへの対応もより洗練されていくことが望まれる(年明けの湊あくあのイベントは休日だったと記憶している)。えのぐは3年間リアルライブをしていることもあり、イベントの作り込み具合は他社に比べ圧倒的に良かった。Vでも生バンドは必要。
土曜日と日曜日でダブルスコアが付いたのは意外だった。通りで筋肉痛で動けない月曜日が多かったわけである。
2021年のイベント参加の動機として最も多いものは、「曲の回収」だった。特にメディアミックスコンテンツに結び付いた曲は、コンテンツの供給が途絶えると完全体での供給も途絶えることに数年前に気づいた(例:ア●カツ)。それはそれで自然の摂理で仕方がない点はあるが、このコロナ禍でその勢いが加速してることを実感した。イベントが行われない≒曲回収の機会がないままコンテンツが終わる。オンラインでの供給はあるにはあったが、筆者が求めているのは現地生回収の高まりである。絶対生派。ライブの曲とは生き物で、演者のコンディションやバックバンドかステムか、会場やその日の天気とか1ドリンク何にしたとか演者と目が合ったとかあってないとか、そんな小さな要素の積み重ねで受け取り方が変わったりする。出来るなら自分にとってより良い形で受け取りたいと思うわけである。そういった中で行けるライブには行き、聴きたい曲は聴けるときに意地でも聴きに行く、を実践し続けた1年だった。Vivyなんてその最たるものである。節操なく手を出しすぎた感は否めないが、得られたものは大きい。
現地ライブのチケットの平均単価は6910円だった。コロナ禍での業界全体の値上げに加え、そもそも単価が高いライブにばかり行っていたためである。数年前の主現場を持ちつつ単価1~3000円程度のアイドル対バンに通っていた頃とは完全に変わっちまった感が否めない。しかし現状心身ともに健康にオタク生を謳歌していることが上記からも窺い知れるため、まあこれはこれでいいんじゃなかろうかと思う次第である。
結論
参加イベント数31個、2021年もオタクはやめられなかった。やめる気も無かったが、それにしてもこんなに金使ったのか(20万円越え)……というところ。しかし使った分の満足感・曲の回収は出来たと感じているため、とても有意義だった。
来年度からは学生という自由の身分を失ってしまうが、よく連番していたオタクも働きながら自分以上にイベント参加していたため、まあ続くだろうと思っている。休日出勤でモチベーションの高いイベントを逃していたのは恐怖だが。。。
2022年度も変わらず行きたい現場に行き、逝く所存である。主現場(多分)のRe:ステージ!の供給があればなお良い。なんでPsにおらんねん。本記事をわざわざお読みくださり、今後同じイベントに参加する同志諸兄がいれば、高まりあえれば幸いである。
謝辞
2021年度の生活は演者、スタッフの皆様によって支えられた。オタクでなければ退屈な1年を過ごし、腐っていたのは間違いない。オタクでいさせてくれたGood Music, Good Performance, Good Contentsの供給者の皆様に厚く御礼申し上げる。
また多くの現場(マジで多い)で連番し、チケット争奪戦でも好成績を収めてくれたなかすが氏、呼びつけたらちゃんと来たり行ったらちゃんと相手してくれた強制オタ卒で可哀想なコウヤ氏、他連番組んだり酒飲んだり顔は合わせていないけど一緒に高まったオタク諸兄にも心より感謝申し上げる。
参考文献
1)https://corporate.pia.jp/news/detail_live_enta20210928.html